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2011年のアメリカ大冒険

知っている方もいるかとは思いますが、僕には一人「大」のつく親友がおりまして。

 

その彼、数年間アメリカに留学してバスケットボールをしていたのです。

その試合を一度は見ておかないといかんと。アメリカでバスケすることは彼の夢だったから。

 

ということで、単身アメリカに乗り込んだことがあるんですよ、ぼく。

 

 

……えぇ、もちろん英語喋れません。

え?行き先ですか?North Carolinaの田舎町Misenheimerってとこです。

知ってます?

 

ですよね、知りませんよね。

僕だってね、知らないですよ、そんなとこ。

 

 

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ちなみにこんなとこ。

 

ハワイみたいな日本人沢山いて、行ったらなんとかなりそうな所ならいざしらず、こんな緑の生い茂るこんなど田舎に、英語喋れない僕が辿り着けるのか甚だ疑問ではございましたが。

 

 

『あいわな行き先』でなんとかなっから

 

 

という「大」のつく親友からの雑なアドバイスを信じて行ってきたわけですよ。 

 

 

そんな僕は成田空港からまずはシカゴに飛びました。

もうなんかアメリカってだけで萎縮すんのに、シカゴって…行ったことないとこホントコワイどうしよう。ってなりながら極寒のシカゴに着いたわけですよ。

 

…税関のおばちゃんがめっちゃこえー。

ガン見。

 

コワモテのおばちゃん、俺のことガン見。

 

何言っているかが、なんとなくしか分からないのにガンガンまくし立ててくる。

ポケーっとしてたら、呆れた顔で通された。

 

どうやら危険を感じさせないこの安心感が功を奏したようだ。

 

まーね、長年「カネコっていいやつ」って言われ続けているからね。

良い奴代表だからね。

 

「いい人」止まりで女性との交際に至らなかったこと数知れずですからね。

そら税関だってね、軽くクリアしますよ。

 

ちょろいね。

 

ちょろいよ。

 

なーんて余裕ぶっこいていたわけですけど。

 

シカゴの空港ってね広すぎなんですよ。

 

モノレールで移動なんて話は聞いてないわけですよ。

 

ターミナル(停車駅)いっぱいあるわけですよ。

 

ぼくが乗り継ぐ飛行機の場所がドコかなんてちっともわからないんですよ。

 

 

……落ち着くんだ。

ほら、俺には「大」のつく親友からもらった魔法の言葉があったろう?

あれだよあれ。

あれを使うんだ。

そうココで。

 

と、思っていたよりも早く魔法の言葉を使用。

 

でっかいペプシコーラ飲みながら、ポテトチップスを抱え込んで食べている、色んな物が大きいオバさま係員に、この魔法の言葉をぶつけてみることにしたわけです。

 

すると

 

「あー、ターミナル2だね。このモノレールに乗っていけばつくよ」

 

アイガットイット!!!!

ありがとうおばちゃん!!!!

 

魔法の言葉、ホントに効くんだね。

こんな効果てきめんだとは思わなかったな。

言うならばピカチュウコイキングをあっさり撃破したみたいな気分ですよ。

水系なんて電気系であっさりですよと。

 

 

ラクショーでしたね。えぇ。

 

 

そんなこんなでターミナル2に到着。

ぼくが乗り継ぐ飛行機の出発時間は11:10だったのですが、その飛行機が予定通りに出発するのか電光掲示板で確認。コレ重要。(大親友からの助言)

 

 

 

シャーロット行 ON TIME   【GATE C】

 

 

 

オンタイムね、おーけー、おーけー。

ゲートCから搭乗ですね。

 

アメリカって思いのほか親切。

見れば分かるようにして……くれて……ゲートC???

 

 

 

 

ゲートCってどこですか???

 

 

 

ターミナル2の大きな地図をいくら探しても見つからない。

 

 

アメリカ シンセツ チガウ

 

 

でもま、聞けば済むからね。

 

近くにいた掃除のおばちゃんに聞いた訳ですよ。

(魔法の言葉 本日2回目)

 

 

そしたらおばちゃん「あ??」って。

 

 

いや、だから「あいわなごーとぅげーとしー」なわけよ、おばちゃん。

 

 

そしたらおばちゃんまたしても「あ??」って。

 

 

おいおいおいおいおい、耳が遠いのかい?

 

つって、何度かこのやり取りをして「ある可能性」が頭をよぎる。

 

まさか

 

 

ぼくの発音の問題か???

まーじかよ、どれ?なにが聞き取れないの??

 

 

ぼく「アイワナ ゴートゥスィー!!!!!!」(ここで5回くらい使用)

おばちゃん「あー、ゲートCね。お前さん、Cのゲートはターミナル1だよ。ここじゃない。」

 

 あぁ、犯人は「C」か。

英語って難しい……

 

 

 

 

 

Cのゲートはターミナル1だよ。ここじゃない。

 

 

Cのゲートはターミナル1だよ。ここじゃない。

 

 

 

Cのゲートはターミナル1だよ。ここじゃない。

 

 

ピカチュウコイキングにやられた瞬間です。

なんならさっきの戦いは、ぼくがコイキングだったようです。

よゆーシャクシャクでやっつけられてました。

 

 

ピカチュウの電撃を食らったコイキングは為す術なく、ジタバタと跳ねることしか出来ない。

 

こうなると「大」のつく親友から「大」の文字を取ることすら検討しました。

 

 

とにかく、それからはキャリー引きながら 跳ねる跳ねる 走る走る。

 

そんなこんなで無事ゲートCに辿り着き、小型飛行機でぼくはシャーロットに飛んだのであります。

 

シャーロットまでは飛行機だったから、なんとかなるだろ感があったのですが、ここからはバスで街に出て、バスの乗換え、そこからアムトラックという電車に乗って「大」のつく親友が迎えに来るサリスベリーまで移動しなくてはならない。

 

もうピカチュウからだいぶ電撃をくらったコイキングではありますが、まだまだ跳ね続けなくてはならないのです。

 

瀕死なのに。

 

頑張れコイキング

 

 

…バス停が見つからない。

瀕死のコイキングは焦った。

 

 

そして目の前にいたガードマンに対して魔法の言葉を使用。

 

もう乱発しすぎて何回目なのか分からない。

仮に使用回数に制限があったら、とっくにぼくは再起不能になっていたことでしょう。

 

 

その結果彼は

 

 

「シャーロットアムトラック(ぼくの行き先)ならそこの奥のバス停のスプリンターって緑色のバスで終点まで行って、今度は乗換えをしなきゃならない。お前のその英語力じゃ無理だからタクシーに乗って行け。25ドルで行くから。」

 

 

かっちーん

 

 

ここでコイキングギャラドスに進化。

(若干ディスられてムカついただけ)

 

 

ギャラドスはガードマンのいうことを聞かずに、無謀にもバスでの移動を強行。

 

 

流石に駅についた時には勝利の雄叫びをあげそうになりました。

瀕死だけど。

特におしりが瀕死。

 

ずっと座っていたから、新しい割れ目が出来るんじゃないかってくらい痛かった。

 

こうして「大」のつく親友のもとにたどり着いた僕は様々な経験をしたわけですが、思ったのは

 

やってやれないことはない

 

これですね。

 

これからも私はチャレンジすることを忘れずに生きていきたいと思います。

 

ちょっと昔の話でした。