プレゼントをあげたときに思ったこと
ことの発端
2016/12/24、友人O氏のお宅でちょっとしたクリスマス会をしました。
友人O夫妻と友人Kカップル。
もちろん私は一人。
なにせ彼女欲しい願望も結婚願望もないからね。
O氏もK氏も付き合いはもう結構長い。
もうすぐ10年くらいの仲。バスケの仲間たちです。
O氏とK氏の関係で言えば同じ高校の同級生なのでかれこれ15年近いんではないだろうか。
今回のクリスマス会にあたって、事前にK氏の彼女と私は「O氏の息子くんに何かクリスマスプレゼントなるものを買ってあげたほうがいいのでは?」と話をしていた。
K氏はこういったことに非常に気がまわりにくいタチで、自分から気づいて提案することはまずない。
今回も例に漏れずだ。
面倒臭い
私は一般的に「気が利く」タイプに分類される人間だと思っている。
日頃から相手が何に興味を持って、何をしたら喜ぶのかを観察したりするし、今までの職業の経験上、「相手が次に何をしようとしているのか」や「相手が今どんな気持ちなのか」を行動や表情から自分なりに判断することができる(と思っている)
それゆえ色んなことを考えすぎる。
しかし、私は長考が嫌いだ。
自分が好きなことであればかなり長い時間考えられるが、大して興味のないことは考えるのが嫌になってくる。
他人の相談などは特にそうで「何をそんなに悩むのか」というようなものを相談されたときには、いかに相手を傷つけずに話を終わらせるかを考えている。
これが気心知れている仲の人間だったらバッサリいけるのだが、知り合って間もない、特に女性ともなると異常なほど疲れる。
答えが出ているのに「でもさぁ」とか「やっぱりさぁ」とか…
もう、一人でやってくれ!!
とよく思っている。
話がかなりそれたが、私は気が利くがゆえに考えすぎるくせに、面倒くさがりなのだ。
何が言いたいかというと
プレゼントを考えるのが面倒くさいのである。
世のカップルはコレを毎年やって、誕生日にもやって、場合によっては付き合った記念日とか女子のきまぐれ記念日にもやったりしているのかと思うとおぞましくて、ますます彼女的な物が欲しくなくなる。
プレゼントを考える
しかしながらO氏には日頃から来るまでの送迎やら家に招いてもらって飲んだり、チームの運営を手伝ってもらったりだとかお世話になっているし、息子くんに何か上げたこともないので、真面目に考えることにした。
しかし、3歳を前にした男の子に対して何を上げるのがベストなのか全くわからず。
息子くんの情報という情報もない。
唯一、K氏が仕入れてきた「最近息子くんは破壊行為が好きみたい」という全くあてにならない情報だけ。
なんだよ、破壊行為って…もっとマシな情報仕入れろよ。
前日に発覚したこと
そんなこんなで「各自で何を上げたら喜ぶか一週間考えてこよう。当日早めに集まってプレゼント買いましょう」ということで解散した。
全くいい案が浮かばないまま、クリスマス会前日の朝を迎えた私は、朝からFBのタイムラインを見ようとPCを立ち上げた。
FBにアクセスするとお知らせに1件の通知が。
「あー、今日は◯◯の誕生日なのね」
御存知の通りFBは自分の友人の誕生日を当日に教えてくれるのである。
さらにその下段には「もうすぐ誕生日の人」と表示が出る。
そこで私が気付く。
…翌日O氏の誕生日やないか。
クリスマスに誕生したのかO氏よ。
聖なる夜に生まれたんかい!
…ていうか
K氏、言えよ!!!!!!
本人に問い合わせると
「息子くんの誕生日プレゼントで頭いっぱいだったわ!」
15年来の親友の誕生日に気付かないのである。
そういう男なのだ。
当日。そして思ったこと。
急遽、息子くんのクリスマスプレゼントの他にO氏の誕生日プレゼント、さらに「O氏の嫁にもなんかあげないと可哀想だろう 」ということで3人分のプレゼントを購入することに。(私はO氏の嫁をよくいじめているので、最後まで「あいつにはチロルチョコでもあげときゃいいんだ」と言っていたが却下された。)
かなり考えた結果、息子くんもO氏夫妻もたいへん喜ぶ物をあげることが出来た。
ちなみにあげたものはこれ。
破壊行為に凝っているのであれば、ぐじゃぐじゃに書いてストレス発散できそうだし、色がエリアに寄って変わるのも良い。なにより水で遊べるのが良い。
夫妻には茶碗をあげました。
O氏の嫁が料理をあまり精力的にしないため、少しでも料理に踏み出してもらえればとお揃いのものを。
…結果「私の料理のしたくなさ、なめないで」とよくわからない日本語で思いは通じませんでした。
そして、K氏カップルにもこっそり簡単なプレゼントを買っておいていたので、渡しましたところ大変喜んでおりました。
時間のない中、息子くんO夫妻へのプレゼント購入、クリスマス会の酒の用意、効率良く回るためになどを考えつつ、こっそりK氏カップルへのプレゼントも考えて購入するといったことをやって異常に疲れましたが、皆が喜んでくれるのを見てなんだかこちらも嬉しくなりました。
特に息子くんが非常に喜んでくれていて、今朝も起きてすぐに引っ張り出して遊んでくれたようです。
考えるのは非常に疲れたものの、その対価として喜んでくれるのもなかなか良いもんだなぁと。プレゼントって良いよねって思いました。
毎年は厳しいし、彼女も欲しくないですけどね。